ドラフト契約問題で揺れた田澤純一投手の選択は失敗だったのか?
レッドソックスの田澤純一投手は、上原投手の影に
隠れているものの、地味に活躍しています。
年俸も調停に持ち込み、結果200万ドルの契約を今年は
勝ち得ているようです。
ただ、田澤問題ともいわれたあの時のドラフトでの田澤純一投手
のやり方は失敗ではなかったのか調べてみました。
田澤問題とは、2008年のドラフト会議で、上位指名が有力視
されていた田澤純一投手が、各球団一斉にメジャーにいくから
指名しないでほしいと通達したことです。
これにより、田澤純一選手は、日本球団からの指名を回避し
メジャーと契約を結びました。
このNPBの規約からしたら違反する行為に日本の球団からは
反発がおき、これを機にこうした方法でメジャーから指名を
受けた選手は、むこう何年間、たとえメジャーで失敗したとしても
日本球界には復帰できないというルールが設立されました。
当時は、職業選択の自由という主張とで論議にもなりましたが
田澤純一選手は海外にわたり今日にまでいたっています。
昨年の成績が、71試合登板して、防御率が2点台と見事な
活躍を見せた田澤投手ですが、中継ぎ専門職なった田澤純一投手
にとって、あの選択は失敗ではなかったのかいまだに議論になる
ところです。
ただ、年俸の面から見れば、2億円を超えた投手は、日本では、
超一流プレーヤーの仲間入りとなるので、アメリカンドリーム
は成功したと言ってもいかもしれません。
ただ田澤投手には、現在のダルビッシュや田中投手のような
逸材もあっただけに、中継ぎ専門職になった田澤純一投手には、
少しもったいない気もします。
今後の田澤純一投手のメジャーでの活躍に期待大です。