人民元の国際化とは程遠い介入と暴落のシナリオとは?
中国は人民元の国際化と同時にIMFの通過バスケットの参入を試みて
いましたが、失敗に終わり、来年の秋移行に可能性も見送られる結果と
なりました。
そんななか、中国人民銀行は、人民元相場の基準値である中間値を1.9%切り下げる
と突然の発表しました。
落ち込んでいる輸出のテコ入れとはいえども
明らかにに先日発表された、輸出が約8%以上落ち込んだテコ入れ策で
ありますが、周辺国のエマージング通過もこの発表で大きく揺れ動いて
います。
エマージング国で通過切り下げ競争勃発?
とくに動揺しているのが、シンガポールダラーと韓国ウォンで、
2005年管理変動相場制への移行した時と同じように、他国の中銀もこれに対抗する
政策をとることも考えられます。
一方でユーロの反応は以前として小動き、昨晩の商品価格の反発にも無反応でした。
ユーロはまだしばらく夏枯れ相場が続きそうな様相です。
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