プエルトリコもデフォルト宣言でこれから起こることは?
ギリシャショックの週明けから1日経ったあとの市場は比較的落ち着いて
います。本日もプエルトリコがデフォルト宣言しましたが、アジア時間
の市場は、株の買い戻し、ユーロは昨日の海外市場から、急激な巻き返し
にあい1.11台後半の調整となっています。
プエルトリコに関しては、700億ドルに上る負債を返済できないとして、
事実上のデフォルト宣言をしています。
ギリシャよりも深刻なプエルトリコの破綻?
プエルトリコに関しては、予断をゆるさないことは、プエルトリコ債を
アメリカの投資信託など多く保有していることから、ギリシャの破綻よりも
実は深刻な影響を及ぼすことも懸念されます。
700億ドルの債務不履行がどれほどの影響を及ぼすかは、定かでないですが、
債権者との協議でどれだけ猶予を与えられるか、8月30日までに計画案を
出すようです。
今のところ小康状態だが…
週明け2日目となって株式市場は落ち着きを取り戻しつつあり、為替の動きは
リスクオフに対する動きなのか、円やユーロといった通貨は買われやすい
地合いとなっているようです。
プエルトリコの債権者は民間の投資信託が多いだけに、国の金融機関がほとんど
買っているギリシャの債権に比べてもプエルトリコのほうが深刻となる
ことも考えられます。
日本円にして約9兆円にも及債務不履行で、民間の債権者にどのようなインパクト
あたえるのか、注意が必要です。
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