米中間選挙の結果でFRBの金融政策の動向は?

米国の中間選挙の結果がもうしばらくすると

判明します。

今回の選挙、上院で共和党が過半数を握れ

るかどうかが焦点です。

もし、共和党が上院でも過半数をとった場合

FRBの金融政策は影響をうけるのかどうか

調べてみました。

共和党は、以前からFRBに対して批判的です。

リーマンショック後にFRBが非伝統的な量的緩和

を実施したときも反対で、その非の影響をずっと

指摘してきています。

もし、今回の中間選挙で上院で共和党が過半数を

とった場合、上院銀行委員会の委員長に

リチャード シェルビー氏が委員長に就任する

可能性が高いと言われています。

このリチャード シェルビー氏は現在のFRB議長

イエレン氏を指名する際にも反対しています。

その理由として、当時イエレン氏が量的緩和の

必要性を強調したからです。

共和党自体、インフレを怖れることを重点している

金融政策を推しており、現在続いているゼロ金利政策

を維持していることも基本的に反対の考えを

もっています。

米中間選挙で共和党が両院で過半数を握った場合

FRBに対する圧力は強まるかもしれません。

これで金融政策が変わることはないですが、

議会の圧力を感じながらの運営となることは

否めません。

意外と利上げの時期が早くなるのかもしれません。

 

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