イギリス新首相メイ氏の性格と今後の為替はどうなる?

イギリスの新首相にメイ氏で決まりました。

EU離脱後の火中の栗を拾う役目となりますが

メイ新首相の性格はどうなのでしょうか。

そして今後の為替の動向はどうなるのか分析して

みました。

 

元々EU残留派だったメイ氏

メイ氏はEU離脱に反対を唱えていたにもかかわらず、早い段階から

キャメロン首相の後任として本命視され、保守党が先週行った投票の

結果、決選投票に進んでいました。同じく決戦投票に進んだレッドソム

氏は、英紙とのインタビューでメイ氏に子供がいないことを強調したこと

が批判を浴び、これを受けて11日、予想外に党首選から撤退し、

メイ氏が保守党の党首として新首相に任命されるはこびとなりました。

 

裏方だったメイ氏

 政治家の人格が前面に打ち出されることが多い昨今ですが

メイ氏が自ら表舞台に飛び出すことはほとんどありません。

メイ氏は2002年の保守党集会にヒョウ柄のハイヒールを履いて

登場しており、しゃれた靴を好むことでは知られています。

だが、公に目立った振る舞いをすることはなく、慎重で分析好き

というイメージがあるそうです。これは、国民投票前後の数週間に

大きな注目を集めたレッドソム氏やボリス・ジョンソン前ロンドン

市長とは対照的です。

 

堅い仕事をするメイ氏

メイ氏はEU残留派のキャメロン首相を支持していましたが

残留キャンペーンにおける存在は比較的地味でした。だが、首相

として今度は、EU離脱の実現に向けて一連の貿易協定、移民法、

立法措置の再交渉という未曾有の作業に従事することを余儀なくされます。

メイ氏は4月の演説で、英国の安全性や豊かさはEUに残留すること

で増すとし、「EUに残留することの正当性は高いと信じている」と述べて

いましたが、党首選運動では、6月23日の国民投票で過半数が決めたこと

を実現するために力を尽くすとし、「ブレグジットはブレグジットだ」

と語っています。

今後の動向と為替

 メイ氏hバーミンガムでの演説で「豊かな高齢世代と苦しむ若年

世代との格差は拡大しており、裕福なロンドンと国内の他地域との

亀裂は大きくなっている」と話しています。

上記のメイ新首相の言動から測ってみると、メイ氏はじっくり

と時間をかけてEU離脱の手続きを進めていくと考えられます。

元々EU残留派だけにより慎重になると思われますが、離脱を

ひっくり返すこともなく、時間を稼ぎながら、イギリス不利にならない

交渉を模索していくやり方のようです。

その場合の為替はどうかといえば、この時間稼ぎ手法はすでに市場に

織り込まれている可能性が高く、ドル円はしばらくは落ち着きそうです。

それでも、105円台の抵抗はまだ重く、100円-105円の間で方向感

がない動きとなりそうです。

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