香港デモのリーダー的な存在は?
香港の民主化デモに参加している主な人たちは、学生です。
このデモに賛同して台湾の学生リーダーも賛同、応援している状況です。
この若者中心のデモが今後どう収束していくか述べてみたいと思います。
このデモ自体、誰がリーダーで組織しているのか明確ではありません。
急進的民主派団体、中環占拠が参加しています。
ただ香港700万人の大半は、このデモに反対しています。
とくに、経済界の多くの有力者たちは、本土との経済的観点からこのデモに反対しています。
中国本土が譲歩する可能性も少なく、長期戦のかまえを呈しています。
このデモに対して、世代間でズレがあることを考えると、時間が経つにつれて、若者であるデモの参加者は消耗してしまうのではないかと予想されます。
今現在、自然発生的にデモが広がっているようなので、これがどこまで広がりをみせるかが今後のカギとなっていくと思われます。
後は、米国や英国などの他の諸国もこのデモに対して消極姿勢なので、本音では、今中国に荒波をたてたくないいう姿勢が見え隠れします。
持久戦となると、お金がない若者にとっては、やはり不利な展開となりそうです。
時間が経てばこのデモは収束していくとの見方が大半のようです。
日本のテレビであまり取り上げられないのもこうした背景ーがあるのかもしれません。