香港のデモはなぜ起こっているのか。
香港のデモが日に日に拡大しています。
今は、海外にも飛び火してオバマ大統領に10万人を超える嘆願書が届いています。
デモの規模も7万人を超え目隠しスプレーを撒いて制圧しようとしているようです。
では、なぜ今香港でデモが巻き起こっているのか解説します。
香港は、中国の行政特区で、民主的な選挙で行政長官が選出されることを担保されていました。
ところが、中国本土では、2017の選挙で中国が公認した候補者のみが選出の対象となると公表したことにより、デモのきっかけとなりました。
このデモの背景には、世代間の格差も背景にあるようです。
若い世代は本土の経済成長の恩恵を受けておらず、逆にヘルスケア、教育の格差に不安を抱いています。
そこに、今回の行政長官の選挙で本土の共産国家の介入を受けることをきっかけに、デモがぼっ発しました。
学生を中心に隆起している状況は、あの天安門を思い起こしますが、今回は香港という世界中の情報が渦巻いているデモだけに今後の動向が注目です。