イランの総選挙の行方は今後の原油価格に大きく影響する?そして取るべき対応は?

今回の選挙は、ロウハニ大統領の率いる比較的穏健な層が、

昨年の核合意を受けた政治的利益を固める機会でもあります。

この合意は制裁解除のほか、米国などとの関係をリセットする

機会をイランにもたらしました。

改革派陣営の「建設の幹部党」のアリ・ジャマリ党首は「改革派の今の優先

事項は平和と合理的行動の回復だ」と述べています。

 

ハメネイ師は穏健派に反対の立場?

 

「わが国がこの路線に戻るうえで核合意は大きな出来事だった」

 だが、改革派の置かれた状況は厳しい。陣営によると、改革派候補の大半は、

実質的に最高指導者ハメネイ師の支配下にある監督者評議会によって

出馬を阻止されています。

 イランの超保守派は核合意のメリットに依然として強い疑問を

抱いており、合意支持派の意図を疑っている。超保守派は、

革命防衛隊の手に集中している多くの主要産業を手中に収めるなど、

広範にわたり経済を支配しています。

 ハメネイ師は24日、超保守派を支持しているように見えた。

 だが核合意は、ロウハニ氏と比較的穏健な盟友の陣営の拡大を

反映している。彼らは生活改善とイランの国際的地位向上の

カギとして、選挙活動で核合意に言及している。

 

鍵を握る投票率

 12人からなる監督者評議会は当初、国会選挙に立候補の登録

をした1万2000人のうち約7000人を失格とした。その後、苦情

を受けて約1500人を適格に戻した。失格になった人々の政治的

傾向は完全に開示はされていませんが。イランでは、候補者は2党以上

の公認を受けることもできます。

 投票率が高ければ、首都テヘランを中心に穏健派陣営の票が

伸びるとみられています。2012年選挙での全国投票率は約64%で、

その前の2回の選挙を上回っています。

 

選挙結果でとるべき対応は?

もし、国際協調路線の現ロウハニ大統領の穏健派が破れることに

なると、再び超保守派の主張であるイランの核開発の懸念が持ち上がって

きます。そうなると原油も一時的に反発することも考えられ

為替もドル高に一時的に作用しそうです。

あらゆる状況に対応できる口座を用意しておくことがこの不透明な

状況下では必要のようです。

まずは、為替において口座をもつことも自分の資産を守るためにも

有効のひとつです。

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