財務部における資金調達と財務戦略業務について

財務の仕事と聞いて、実は曖昧で実際になにをしているのかわからない

人が多いかと思います。

そこで、財務の仕事について、具体的に詳細に分けて説明したと思います。

資金調達

ひとつには資金調達があります。

具体的には、企業や組織などが、外部から事業に必要な資金を

調達する業務です。

これには2つの方法があり、ひとつには資本による調達と、もう一つ

は負債による調達に分けられます

資本調達については、株式を発行することによる資金調達で、負債調達とは

企業が銀行から借り入れたり、社債を発行することによる資金調達となり

ます。

具体的には、IPO initial pubic offering とよばれる、未上場企業が

証券市場で、自分株式を売買にて流通させて、多数の投資家を売買の対象

とすることを言います。

もう一つは引き受け業務があり、企業の増資などを目的新しく発行された

株式や社債を証券会社が一部またはすべて買い取り、一般投資家に代理にて

販売する業務のことをさします。

証券会社は、企業から手数料もらい、引き受けた証券が売れ残ったとき

は、証券会社が引き取ることになります。

広義の投資にM&Aも

その他にM&Aの業務には、買収、合併のほかに資本、業務提携や事業譲渡

も含まれます。

 よくIT企業にみられるM&Aの実態は

イーコマース

トランスポーテーションプラットホーム(成長地域に重点投資)

成長分野に積極投資

アーリーグロースステージ

に分けられます。

財務戦略の立案と実行

財務部の仕事は、これから動かすお金を管理することが大きな業務です。

財務戦略の立案と実行によって、経営を健全で収益性の高い企業に

成長させていくよう経営者側に提言できるように機能することが必要です。

経理部からの数字を分析し、経営者に報告し、財務的な視点から経営計画

が立てられることは、会社にとってとても重要なことです。

企業内のキャッシュフローを把握する

企業内の資金がうまく回っているかどうかを管理会計によって確認し

事前に手当ができるような準備を整えておく。

資金繰り予測や売掛金、買掛、未払いなどの支払い一覧や、債務返済予定

などを経営者や債権者にいつでも提出できる体制整えておくことが

大きな業務の一つである。