人民元が国際通過SDRに認められた後の影響のほうがが恐い!
8月末の中国の外貨準備は、3兆5600億ドルと、前月から939億ドル減らして
います。7月にも500億ドル減らしており、為替介入にいかに費やしているか
ここからもわかります。
中国、ここ人民元安を止めるために、手持ちのドル資産売却しているわけですが、
昨年一年間で、キャピタル・フライトで中国から、海外に流出した資本は
約1500億ドルです。
IMF国際通過入りのためにはなんでもする姿勢
ここで懸念なのは、このまま、中国が外貨準備を減らし続けながら、人民元安を
食い止めることを続けれるかどうかです。
2ヶ月で約1500億ドルもの、ドル売り実施しても、なお人民元安がくすぶり
続けている状況でいずれは、介入を止める可能性すらあります。
SDRへの参入が認められた後が恐い
それが、来月のSDR参入の審査までともいわれていますが、なんでもありの
規制を強制する中国から海外資本が流出するのは避けられないと思われます。
今は小康状態ですが、次に備えておいたほうがよさそうです。