レムデシビル(ギリアド)が期待される理由と横浜市立病院での臨床実験の結果効果は!?

レムデシビルという薬品が注目されています。

ギリアド・サイエンシズは、中等度・重度の

新型コロナウイルス感染症を対象とした、抗ウイルス薬・レムデシビルの

第3相臨床試験で、国内患者に投与を開始したと発表しました。

横浜市民病院で共同試験開始

これは、米国やアジアなどで実施する2本の国際共同試験として

計画され、国内からは横浜市立市民病院などが参加しています。

レムデシビルの効果が発信される

米医薬大手ギリアド・サイエンシズの新型コロナウイルス治療薬候補

「レムデシビル」の投与が、重症患者の急速な回復につながったとの

リポートが米医療関連ニュースサイトに掲載され、話題となっている。

報道を受けてギリアドの株価は急騰した。一方で、専門家の間では

不完全な治験データによる解釈をいさめる声も高まっている。

米医療関連ニュースサイトのSTATが16日、レムデシビルの臨床試験を

進めているシカゴ大学医学部の内部報告会の録画をもとに報じた。

同病院が重症者113人を含む新型コロナ患者125人にレムデシビルを

毎日投与したところ、発熱や呼吸器症状が著しく改善。1週間以内に、

死亡した2人を除く全ての患者が退院できたという。

レムデシビルはエボラ出血熱の治療薬候補としてギリアドが開発したが、

他の治療薬と比べた有効性が確立できず、承認取得にいたらなかった。

試験管内の実験では新型コロナ向けでもウイルスを抑える効果が確認され、

中国や日本でも新型コロナ患者へ試験的に投与されている。

世界保健機関(WHO)も同薬の治療効果を有望視する見方を示しており、

トランプ米大統領も早期実用化に期待を寄せる。STATの報道を受け、

ギリアドの株価は16日の時間外取引で1割超急騰。17日も堅調だった。

ただ「流出リポートの解釈は慎重を期す必要がある」(米証券会社ベアードのアナリスト)

と、治験途中の断片的なデータをもとにした過度な期待を戒める声もある。

シカゴ大医学部はSTATの報道を受けて声明を発表。「進行中の治験からとられた

断片的なデータは不完全なものであり、治療薬候補の安全性や有効性について

結論を引き出すべきではない」と警告した。

同薬の臨床使用では米シーダーズ・サイナイ病院や国立国際医療研究センターなどの

国際共同研究チームが10日、米医学誌に日米欧の重症患者など53人を対象に

試験投与で集めたデータを発表しているが、有効性についてはっきりとした

結論は出ていない。同薬の有効性については、現在、世界中で複数の

臨床試験が同時進行しており、結果は中国では4月中、米国は5月中に

発表される見通しとなっている。

3施設が参加する。新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、同社は対象患者数を

当初計画していた約1000人から約4000人へと拡大する。

                 (出典:日経新聞より)

レムデシビルが期待される理由は

レムデシビルは、新型コロナウイルス対策で有力視されていて

新型コロナ治療薬で、世界保健機関(WHO)の担当者も

効果を認める発言をしており、治験がうまく進めており

治療薬として承認される可能性が高いのです。

ウイルスの増殖を抑える効果が期待されている。

そもそもエボラ出血熱の治療のために開発され、

インフルエンザ治療薬として有名な『タミフル』の特許を持つ

アメリカのギリアド・サイエンシズ社が、エボラ出血熱の治療薬

として開発した薬なので、とくにアメリカ国内では

期待が強まっています。

そして海外でいち早く大規模な臨床試験が始まったのは、ギリアドのレムデシビル

なのです。

中国で行われている後期臨床試験の結果は今月、米国での試験結果は5月に

それぞれ公表が見込まれます。

まとめ

昨日の海外のニュースでレムデシビルの効果が実証されたという

ニュースを受けて、金融市場が好転しています。これはグッドニュース

ではありますが、公衆衛生学・感染症対策の専門家で、WHO事務局長・上級顧問

を務める渋谷健司教授は、レムデシビルについて、「抗ウイルス薬に期待するのは、

早期診断・早期治療することによって、重症化を防ぎ、死亡を防ぐということです。

アビガンについてもそうですが、抗ウィルス薬はウィルスを体内で増やさない

役目を果たすものであり、やはり投薬するタイミング、そして

効くかどうかは個人差によるところも多いようで、今後の展開が注目

されます。

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