ソフトバンクはカニザレスをなぜ2軍においておくのか?
とうとうソフトバンクが首位から陥落ししまいました。
一時期11ゲーム差があったものが、首位陥落です。
その原因は明らかです。
打線が弱いことです。
昨年の主軸打者であったイデホが退団した後の補強がなされて
いないことがここにきて響いています。
その代役として期待されていたのがカニザレス選手ですが、なぜ
未だにカニザレスを一軍に呼ばないのか分析してみました。
シーズン当初は不調だったが
ソフトバンクのコーチはカニザレスに対して、
「常に自分のトレーニングを続けること。諦めずに、
正しい姿勢を忘れない。目標を立てて、それをクリアする。
バッティング練習ではグラウンドを広く使う。逆方向を
意識することだね。そして積極性も大切だと思っている」
最近好調に転じた要因を述べています。現時点の感触は「今年一番」。
7月の1軍昇格前よりも体の切れが出てきたと話しています。
しかし、水上善雄2軍監督も藤本博史2軍打撃コーチも「昨年の本当にいい
頃を知っている。それに比べればまだまだ」といいます。ただ、
言い換えれば「もっと状態は良くなる」とコメントしています。
要するに、シーズン当初は不調でしたが、今はピークではないものの
戻ってきているとの評価です。
そんなことを言ってられない長距離不足
とはいえ、現在の状況はそんな余裕がある状況ではありません。
ソフトバンクは明らかに打線が弱く、とくにホームラン欠乏です。
このままだと、失速したままシーズンが終わってしまう可能性が
高まってきました。
ここは、カニザレス選手にかけてみるのも、この事態を打開する
最後の手段のように見えます。
カニザレス選手の活躍を応援したいと思います。