エボラに対するアビガンの効果について
エボラの広がりが止まりません。
とうとう米国にも広がり、その接触者の数も
見当がつかない状態に陥っています。
そんな中、エボラの特効薬にかんして日本から
その効果が現れる一点の光明がさしてきています。
それが、富山の製薬会社で開発されているアビガンです。
アビガンは、抗インフルエンザウイルス薬として開発
されたものですが、その効果が鳥インフルエンザに
効くとして脚光浴びていました。
アビガンは、ウイルスの細胞内での遺伝子複製を阻害することで、
増殖を防ぐという、今までとは違うメカニズムの抗ウイルス薬です。
このアビガンを処方箋したフランスの感染者が完治に
向かって退院したというニュースで世界が注目しています。
このアビガンという抗ウイルス薬は、今までの阻害剤と
違って感染した細胞内で遺伝子複製を阻害するという
画期的な薬剤であるので、エボラにも効果が発揮できると
期待が膨らんでいます。
あとは、活用の方法について国際機会、薬事当局、専門医との間で
調整が必要です。