日銀が12月の金融政策会合で放ったバズーカー3が不発でその後反応は?
日銀が本日の金融政策決定会合でさらなる緩和の手を
うってきました。
アメリカはゼロ金利政策から利上げに転じたばかりなのに
日本は相変わらず泥沼金融緩和から抜け出せないようです。
本日の決定会合の内容とは
ーマネタリーベースを年間80兆円ペース増加させる。
ー国債購入の平均残存期間を来年から7年から12年に
ー2016年のグロスの国債買い入れは110兆円から120兆円に増大
ーJーREITの銘柄別買入限度額を5%以内から10%以内に
ー新たなETF買入枠を設定
ー貸出支援基金などを1年間延長
ー外貨建て証書貸付債権を適格担保にする。
以上が今回の決定会合で新たにきまった追加購入緩和策です。
ほんとに量的緩和は効果があるのか?
それにしても、いつまで経っても追加購入を続ける日銀。
アベノミクスがはじまってはや3年が経ちましたが、いつまで
たっても追加緩和を続けるこの状況に対して警鐘鳴らすひとは
いないのでしょうか?
異次元であったはずの量的緩和が、いまだに追加の緩和を
続けている状況に、本当に市場はポジティブに反応するのか
疑問をもちます。
その後の反応は?
今回の決定をうけて市場は一時的にプラスに反応したものの
その後株式市場は、マイナスに転じています。
この展開を見ていると、今回の決定はタイミング的にサプライズは
あったものの、異次元のまた異次元の緩和を続けている日銀に対して
嫌気がさしている反応に見えます。
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