ヨルダンとイスラム国との関係は?そしてヨルダン国王とは?

ヨルダンの正式名称は、ヨルダン・ハシミテ王国で、立憲君主制国家

です。

イスラムの預言者ムハンマドの従弟にさかのぼるハシーム家出身の

国王が世襲統治する王国です。

そのヨルダンについて調べてみました。

 

現在のヨルダン国王の歴史は、1952年に制定された、国王を元首とする

立憲君主制国家の設立からはじまります。

歴代国王は、

アブドゥッラー1世

タラール1世

フセイン1世

アブドゥッラー2世

現在はアブドゥッラー2世が王権にぎっています。

1950年までは、エルサレムを領地に含めていましたが、1967年

の第3次中東戦争によって、イスラエルにエルサレムを奪われ、国民半数近くは

パレスチナからの流入してきた人たちです。

ヨルダンは、米欧と協調して、対イスラム国の最前線担っています。

そして、ヨルダン自身も空軍機操縦士イスラム国の人質にとられて

います。

その事情があってか、今回の死刑囚解放要求を、ヨルダンが受け入れる

ことは、難しいとされています。

ただ、ヨルダンは、パレスチナ出身の国民が半数以上占めていることも

あり、反イスラエル感情根深いものがあります。

イスラエルの後ろ盾をしているアメリカとは一線を画したいとの感情

もあるものの、王政を統治している国王からすれば、イスラム国が

ヨルダン侵入してくるほう懸念している現在のヨルダンの状況です。

 

 

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