山下真湖のフィギアスケートの実力と気になる高校とコーチは!
日本女子フィギアスケート界に新たなヒロインが現れようと
しています。
カナダオープンで女子フリーが行われ、今季シニアデビューでSP3位発進の山下真瑚(15)
が136・76点をマークし、合計203・06点で2位に入りました。
ショートプログラムで2位で発進した樋口新葉を追い越し、見事な表彰台
を果たしました。
そんな、ニューヒロイン、山下真湖さんについて紹介したいと思います。
山下真湖選手の今までの実績は
山下真湖さんは2016-17シーズン、フィギュアスケート強化選手に初めて
選ばれました。
2017-18シーズンではでは全日本ジュニアでは2位と躍進し
初出場となったあの世界ジュニアでは、ショート、フリーともに
自己ベストを更新する会心の演技をみせ銅メダルを獲得しました。
ここ最近、着実に力を身に着けてきた期待の若手で、今シーズンから
シニアに進出しています。
山下真湖選手の高校とコーチは
山下選手は地元が愛知ということで、やはりコーチは数々の
名選手を育てた、山田満智子さんです。
フィギアスケートとといえば、やはり名古屋ですが
山田さんは伊藤みどりをはじめとして、数々のオリンピック選手
の若いことの面倒をみていることで有名です。
そして、山下真湖選手の高校は、これもアスリートが集まって
いる中京大中京高校です。
関西では関西大学、そして名古屋ではこの中京大がフィギアスケート
のエリート街道になっています。
山下真湖の特徴と今後の飛躍は
シニア1年目の選手は、既存の他の一流選手と
互角に戦うにはノーミスが必要不可欠となります。
近年の例を挙げると、樋口選手、三原選手、坂本選手ともに
1年目でグランプリシリーズでほぼノーミスを揃え表彰台に
上がったことで評価を上げました。
ジャンプに目が行きがちになりますが、10点近くのハンデを
背負う1年目の選手はノーミスによる自己ベストの更新が
表彰台に乗るには絶対不可欠になります。
その意味で、今回の山下真湖選手の演技はノーミスの演技と
いってもいいと思います。
まとめ
山下選手は、紀平選手や昨季のザギトワ選手のようにジャンプの
基礎点でのアドバンテージを持っていない選手です。
ということはノーミスの演技をして、加点を稼いでいかない
といけません。近年の一流と呼ばれる選手たちが必ず通ってきた道ですが
山下選手は大きいジャンプが持ち味なので、この特徴を生かして
難易度の高いジャンプよりも高さを活かした演技をして伸びていくことが
期待されます。
今年ルール改正が行われて、難しいジャンプに取り組むよりも
より完成度の高いジャンプが求められています。
その意味で高いジャンプをする山下選手にとっては、これから大きく
飛躍する期待大だと思います。
これからも応援していきたいと思います。