柔道金メダリストの大野将平選手に影を落とすかわいそうな事件とは
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大野選手、金メダル獲得おめでとうございます。
大野選手の1本は本当に素晴らしくて日本の柔道を
世界に改めて魅せたように思います。
その大野選手に暗い過去があったことをご存知でしょうか。
それは、大野選手が大学時代に起こった事件でした。
大学で暴力事件?
2013年9月には天理大学柔道部で5月から7月にかけて
天理大学柔道部4年生の男子部員4名が、1年生部員複数に
対して暴力を振るい、そのうちの1名が鼓膜を破るなどのケガ
をしていたことが明らかになりました。柔道部主将の大野選手も
暴行現場に居合わせたものの、直接暴力は振るっていなかったようです。
大野選手は「(暴行を)止められず、ふがいない。申し訳ない」と
弁明したそうです。また、柔道部部長の藤猪省太や監督の土佐三郎ら
とともに暴行を受けた1年生部員の自宅に赴いて「申し訳なかった。
これからは自分が4年生をきちんと指導する」と述べたそうです。
大野将平選手を含む4年生の部員5人を30日の停学処分になりました。
大学時代は主将という立場
大野選手の実力は天理大学時代から突出していました。
世界チャンピョンにもなっており、日本の第一実力者と
いっても良かったのですが、主将として、暴力現場にいた
ことは致命的だったように思われます。
停学処分は免れなかったものの、その後の国際大会出場の
芽は閉ざされなかったことが、大野選手の今日に至って
います。
強化選手を外される
大野選手は、この時強化選手を外されるという試練を味わって
います。この暴力的指導は大学側の伝統的体質だったようですが
大野選手は社会人になった後、その実力を開花させたようですね。
いろいろあった大野選手の柔道人生のようですが、これからは
金メダリストととしてもっと活躍してほしいですね。