なぜ錦織圭はマレー選手を苦手としているのか?
オリンピックに続いて、全米オープンでも最大の壁、
マレーと当たることがきまりました。
マレーとジョコビッチとは、ここ最近勝ったイメージが
ありあせん。
ランキングから考えると、この差も仕方のないことかも
しれませんが、対戦成績では、もっと錦織圭選手のほうに
部が悪いようです。
今回は、その理由について分析してみたいと思います。
サーブの力の差
パワーアップしているとはいえ、錦織の物足りない点と言われて
いるのがサーブです。
特にセカンドサーブを叩かれる場面を多く目にします。
マレーは、世界でもトップクラスにリターンが上手く、
特に相手セカンドサーブの際のブロックリターンは強烈です。
ライジングで返球するので相手に時間を与えません。
そして何といっても、マレーには最速220km/hを超す
ファーストサーブがあります。ワイドへ切れていく180km/h弱の
スライスサーブも嫌らしいです。
1stの確率は決して高くないのですが(40%台とかザラ)、
苦しい場面でストローク無しでポイントが取れるサーブは非常に魅力です。
サーブの出来は試合の行方を大きく左右するので、やはりサーブ力の差は
大きいと言えます。
同じプレースタイルを嫌う錦織圭選手
マレーと錦織は、同じプレースタイルと言ってもいいと
思います。
ストロークを得意としており、ストロークみ関してはほぼ
互角と言ってもいいかもしれません。
しかし、錦織圭は、意外にも同じプレースタイルの選手に
対して苦手意識をもっています。
言い換えれば、パワープレーヤーよりもオールランドプレーヤーを
苦手としています。
そこにマレー選手のように、リーチが長かったりとか
サーブ力が増してくると、より対戦成績にあらわれて
きます。
錦織圭選手も対策を練っている
しかし、錦織圭選手もそのへんのところはわかっています。
今回の全米オープンでは、サーブ力をもう一つあげて
長身選手の弱点でもある、動きに対して揺さぶりを
かけて勝機を見出す作戦です。
錦織圭選手を応援したいと思います。
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