糖尿病新薬による脳梗塞の副作用事例も?
糖尿病の新薬であるSGLT2阻害薬に副作用の事例が
いろいろ報告されています。
深刻なのは、今回は死亡例の報告がきかれたことと
過去には脳梗塞の事例も12件あったことです。
今回はこの糖尿病新薬SGLT2阻害薬について書きたい
と思います。
この糖尿病新薬のしくみは、おおまかに言うと糖を尿から
排出させる機能をもった薬だそうです。
その副作用として主に脱水が原因となる副作用が報告
されているようです。
この脱水により、高齢者には脳梗塞を引き起こすリスク
も生じており、過去12例が糖尿病新薬を服用していた
糖尿病患者が含まれているそうです。
今回の死亡例も急激な脱水が原因のようで、この糖尿病新薬
との関連性を問うには根拠が薄いものの、日本糖尿病学会は
脱水を起こしやすい患者には、投薬量、あるいは急激な利尿
作用を起こす患者には投与の注意を喚起しているようです。
この糖尿病新薬SGLT2阻害薬は、糖尿病2型に効く
画期的な薬として脚光をあびていました。
体内から糖を尿から排出するシステム、劇的に血糖値を下げ
インスリンなどの投与でもあまり効果のなくなってきた患者にと
てはまさに画期的な新薬です。
糖尿病新薬に脳梗塞の原因は、脱水とビグアナイト薬との関連が
強いとの報告があり、併用している患者にはとくに注意を喚起して
います。