結局茶番だったギリシャ国民投票とチプラス首相の評判
ギリシャが提出した改革案の主な内容には、
– 年金関連の政府負担を抑制する措置
– VATおよびその他の税制改革
– 法人税のを上げること
– 軍事予算を2016年までに3億ユーロカットする
が含まれており、国民投票の前にEU側から示した改革案の多くが含まれて
います。
これを受けて、市場はリスクオン的な動きが占有していますが、日曜日の首脳会議
すんなりと決まるかどうかはまだ予断を許さないともいわれています。
その主な理由は、ドイツの世論85%が、ギリシャ支援に反発していること
です。
これには、チプラス首相が踏み切った国民投票がエゴイズムとの批判が強く、特にメルケル首相を除いた関係者の反発が依然として厳しいといわれています。
今回ギリシャが提出した改革案は、メルケル首相が6月27日に合意し
ようとした内容に
近いため、メルケル首相は受け入れるのではないかとの楽観論が占有していますが
ジョイフレ財務相をはじめ、お膝元の党の了承が得れるか、今度はメルケル首相の
正念場に移ったようにも思われます。
この報道でユーロの反応は買いに反応していますが、世界の懸念材料ひとつが払拭
されるとなれば、為替の動きはドル買いユーロ売りの流れに回帰していくのでは
予想しています。
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