ギリシャのデフォルトの可能性は5月11日が大きな山

最近、ギリシャ問題はあまり話題になっていなかったですが、

本日から大事なユーロ圏財務相会合が開かれます。

もちろん、大きな議題はギリシャの債務問題です。

現在のトロイカとギリシャの交渉において、ポジティブな結果がでない

とのコメントがちらほら出てきていますが、今回の交渉において一筋縄で

いかないのは、別の地政学的な要因もあるようです。

新たな懸念リスクとは?

それが、ギリシャとロシアの関係です。

  russia

が地中海においての拠点を強力にするための、パイプラインの建設

をギリシャとの間で合意するとともに、ロシアはギリシャに対しての

資金提供を示唆する交渉をしているようです。

それに最も懸念を示しているのが、アメリカで、ロシア黒海から地中海に進出

することを恐れています。

今回、ユーロ圏グループとの交渉が破談し、ギリシャがユーロから離脱する結果

となった場合、ロシアに格好のギリシャとの交渉機会を与えることなることに

なります。

ギリシャの労働相が、年金は削らないと強気に突っぱねている背景には、この光明な

ロシアを使った外交も含まれているからのようです。

とりあえずは、12日に期限のくるIMFへの返済840mioドルが支払われるか

最初の大きな山がきます。

 

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