柳沢敦のQBK問題で、加地のキックの真相は?
ドイツワールドカップでのあの柳沢敦の決定機を外したシュート
が今でもなお叩かれています。
俗にいう”QBK”です。
実際にシュートを外した事実には変わりないですが、これほどまでに
叩かれる事象なのか、改めて検証してみました。
そもそも加地はどこに向けて蹴っていたのか?
このシュート外しは、そもそも加地のキックに立ち返る必要があります。
当時のことを思い出してください。
日本代表は、初戦のオーストラリア戦で、逆転で落としてしまいました。
その後、出てきた協会を含めたバッシングは、シュートで終われ という
風潮でした。
そこで、次のクロアチア戦での戦いぶりは、もはや、日本の良さを失った
ただゴールに向かってボールを蹴るだけのような単調な試合に終始して
しまっていました。
あのシーンは、加地がサイドから駆け上がって、サイドからボールを
あげるタイミングを超えて、自らゴールに向かっていました。
この試合でよく見られていた、一か八かの光景です。
そこから、加地選手は、思いっきりボールを蹴っています。あの振り抜き
加減と体の向きからすると、明らかにゴールに向かってシュートを打とう
としていました。
ところが、ボールが飛んだ方向は、真横だったのです。当然周りの人間も
それを見て動いているので、まさかと思ったのだと思います。
それが、無意識にあのQBK発言になってしまったように思われます。
その突然のボールにインサイドで対応できなかったことを柳沢敦は悔やんで
いますが、味方が明らかにシュートを打っているなかで、とっさの
体の反応ができなかった、ことがほんとのところだと思います。
加地選手にほんとのところを聞いてみたいところです。
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