リー・クワンユー元首相と日本との関係

シンガポールの父ともいわれている、リー・クワンユー初代首相が

亡くなりました。

今週シンガポールは、リー・クワンユー氏の死を悼んで、喪に付す週

としています。

それだけシンガポールで愛され、尊敬されていたリー・クワンユー初代首相

の功績はなんだったのか、そして日本との関係はどうだったのか調べて

みました。

日本との関係は日本の占領支配から

リー・クワンユー氏は、英語を話す裕福な家庭に生まれ、ラッフルズ学院を

経て、ラッフルズ大学で学んでいましたが、1942年の日本軍による

シンガポール占領に伴い、学業を中断せざるおえなくなりました。

それからは闇市で生計をたて、日本語と中国語を学び、連合国の

通信を盗聴する業務に従事していました。

戦争終結とともに、ケンブリッジ大学にすすみ、法律学ロンドンエコノミック

スクールで経済を学び、1959年に初代首相となります。

リー・クワンユー氏が、決断した大きな出来事は、マレーシアからの独立

を受け入れ、シンガポールに英語教育を中心として経済発展の礎を築いた

ことです。

リー・クワンユー氏は、日本の戦後の経済発展にも敬意を示し、ビジネス

における日本の規律のよさやクオリティを賞賛していました。

また、阪神大震災の時の日本人の振る舞いにも感銘を受けていたようです。

占領下に置かれていた否定的な印象と、日本の経済発展や日本人の礼儀正しい

振る舞いに対する賞賛と両方の印象を日本に対して持っていたようです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

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