サラ・ギルバート教授(オックスフォード大学)のコロナワクチンは救世主になる!?

希望の持てるニュースが飛び込んできました。

ワクチン学の教授であるサラ・ギルバート(Sarah Gilbert)氏は

オックスフォード大学で開発しているCOVID-19ワクチンが

効くと「80%確信している」と英タイムズ紙に語りました。

しかも今年の9月には使えるという、かなり画期的な

ニュースです。

ギルバート教授によると人間を使った臨床試験が2週間以内に

行われる予定であるとのことです。

サラ・ギルバート教授のコロナワクチン開発

英オックスフォード大学の研究チームは、新型コロナウイルスへの

感染を抑えるワクチンを、早ければ9月にも実用化すると

明らかにした。候補となるワクチンは4月中に臨床試験を始める予定としている。

11日付の英タイムズが伝えた。研究チームを率いるサラ・ギルバート教授は

「8割の確率で新型コロナに効く」と語った。世界保健機関(WHO)

は2月時点で、ワクチン準備までに最大18カ月程度かかるとの見通しを示していた。

ギルバート教授らのワクチンが早期に実用化できれば、世界中で広がる

新型コロナの感染を食い止める効果が期待できそうだ。各国の厳しい外出制限

で停止状態にある経済活動も、平常時への復帰が大幅に早まる可能性があるとされている。

新型コロナのワクチンを巡っては研究機関や製薬会社が開発を競っている。

米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は2021年の早い時期に供給する

見通しを示している。日米の主要7カ国(G7)はワクチン開発を共同支援

することで合意している。

               (出典:日経新聞)

この記事を読んでみると、詳細のことは、まだわかって

いないというのが現実のようです。

このコロナワクチンの見通しは

サラ・ギルバート教授は、「この種のワクチン開発に携わってきた我々の経験から

今開発中のものが機能する可能性は高いと思われる」と述べています。

「これは単なる直感ではなく、もちろん今後もより多くのデータを見る必要があるが、

私の個人的な見解ではその可能性は80%といったところだろう」

彼女は「効果があると100%保証する事はできない」とした上で、すべてが

完ぺきに進めばチームは秋までにワクチンを準備することが可能だろうと語って

います。

このコロナワクチンに対する世の中の反応は?

COVID-19のワクチンの開発は世界中で行われているが有効なワクチンの開発には

1年以上かかるとの見方が大勢です。その中でこんな短期間で実用可能

となると、本当に大丈夫なのか?という疑問の声も同時に世間のなか

にはあります。そもそもワクチンに対しては慎重な姿勢をもって

いる人たちも数多くいます。ワクチンに対してして、この新型コロナ

に限らず、その弊害についても語られることが以前からあります。

そんな中で、こんな短期間で実用化されるワクチンは本当に実証データ

的にも、また体内で他の弊害が起きないのか?という疑問が同時に

あがってきているのも事実です。

まとめ

今回のサラ・ギルバート教授のチームの発表はとても

勇気づけられるニュースです。未曾有の危機を救う

手段は、ワクチン開発にかかっているのは間違いないですが

拙速なワクチン開発でできあがったものが大丈夫なのか?

という不安もあがり、80%という数字をどう理解するのか?

ということを今後は焦点になり、今後の動向が注目です。

 

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