VWの不正でアメリカ司法局は制裁金をいくら課すのか?株価への影響は?
米環境保護局(EPA)のマッカーシー長官は22日、ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が
排出ガス試験で不正をした疑いが浮上したことを受け、不正摘発に向け調査を拡大する意向を示しています。
フォルクスワーゲン(VW)は22日、排出ガス試験不正問題の影響を受ける車の台数が最大1100万台
に上るとの見方を示しており、最大65億ユーロの引き当てが必要となるの見通しを出しています。
これによりアメリカの司法局はVWへの制裁金をいくら課すのか?
米司法省は、米国の排ガス規制を逃れるためデータを不正に操作した疑いが浮上した
フォルクスワーゲン(VW)を対象に犯罪捜査を実施しているという異常事態が発生しています。
制裁金はいくらになるのか?
司法局は最大で制裁金が2兆円を超えるといわれています。
これは。VWの純利益の約7割にあたります。
それにしも、VWはこんなに儲けていたのかと逆に感心してしまう額です。
株価への影響は?
欧州株式相場は反落しています。自動車大手フォルクスワーゲンの排ガス試験不正を受けた調査の
広がりで自動車株が売り込まれています。
欧州主要企業600社で構成するStoxx600指数の終値は前日比11.16ポイント(3.12%)安の
346.67と、終値としては8月下旬以来の安値をつけています。
主要市場では、ドイツのDAX指数が前日比377.85ポイント(3.80%)安の9570.66、
フランスのCAC40指数が156.99ポイント(3.42%)安の4428.51。
英FTSE100指数は172.87ポイント(2.83%)安の5935.84と、8月以来初めて6000の大台を
割りこんでいます。
今後の自動車業界の展開が心配されるところです。
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