ギリシャのチプラス首相が最後の決断するとどうなる?
ギリシャは債権国ことの新提案に基づき、議会に持ち帰ったものの、
やはりといっていいのか、反発をくらい合意できない状態に陥っています。
ボールはすでにギリシャにあるので、あとはチプラス首相がどこまで本気なのか
にかかってきているようです。
そこで現在のギリシャと債権国の相違点をまとめてみました。
目次
1.付加価値税VATについての相違は、債権国は1%の拡大を要求しています。
2.法人税につてギリシャは1%の引き上げ、一方債権国は現状維持を主張
そして1番の相違点は
3.年金についてです。 債権国はGDP比約1%の引き下げを要求しているのに対して
ギリシャは雇用主社会保険料の引き上げと早期退職制度の縮小で年金を捻出できる
と主張しています。
あとは、追加手当(EKAS)の廃止と軍事支出の削減が相違点です。
こうみると、特に年金に対しての主張の相違点は根が深そうな感じがします。
これを受けての昨日のユーロの反応は上昇に反応しています。
現在のユーロの為替は、リスクオフになると、ユーロが買い戻されるという
以前の円のような動きとなっているようです。
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