TOB成立で思い出されるホリエモン事件
雪国マイタケの約75%を超える株式を米系ファンドがTOBによって
買い付けを行ったとのニュースが出ました。
TOBとは、株式公開買付のことですが、このTOBのことで思い出させる
のが、あのホリエモンのニッポン放送買収事件です。
そこで、TOBとはなにか、ホリエモンの時のことを比較しながら語って
みたいと思います。
ニッポン放送の買収騒ぎ時には、当時のライブドアが時間外取引において
ニッポン放送株式を買い占めたことに始まりました。
これが合法なのか、違法なのかの議論とともに、このころに敵対買収という
言葉も話題になりました。
この曖昧な盲点をついた買収騒ぎが起こったことを教訓、現在では、ある一定
以上の買付を行う場合には、TOBによることが、法律で規定されています。
英語では、tender offer bidding といいますが、日本ではTOBが一般的に
つかわれます。
これは、事前に、買い手が、これこれの値段で買いますよ、とアナウンスして
株式の所有者に働きかけるしくみです。
メリットは、所有者は、市場より高い値段で売れることで、買い手の立場からは
一定の買収コストが確定されやすいところです。
TOBのかかった会社は、TOBを阻止するために、第三者に買取りを頼むとか
株式分割をして、減価させたりする対策をとりますが、この対策をとるのは
敵対買収にかかっている時です。
こんかいqもマイタケの会社が外資のファンドの傘下に入るというのは
なにか解せない気がします。
ここまで読んでいただきありがとうございます。