GDPとは?子供でもわかるような解説
GDPとは?と聞かれて即座に解説し辛いと
思います。そこで、子供でももわかるような
GDPの解説をしてみたと思います。
GDPとは、日本語で国内総生産と言われますが、
これでも少し分かり難い言葉ですよね。
そこで、よくGDPとは、物やサービス、財の
生み出された付加価値の合計とも言われますが
これでも少し分かり難いです。
そこでもっと分かりやすく、身近に例えて
解説します。
例えば、私のうちがりんごを作っているとします。
その年はりんご1個100円で100個栽培したとします。
そうすると、この年のGDPは、1万円となります。
翌年はりんごを110個生産したとすると、名目GDP
は110円x100個となり11000円となります。
名目GDPは10%アップしたことになります。
ところが、物価が下がって、りんごの価格が
1個90円になってしまったらどうなるでしょうか?
90円x110個で9900円となってしまいます。
同じ110個を生産したのにGDPは下がってしまいました。
これが実質GDPです。
実質GDPは前年比マイナス1%となってしまいます。
この名目と実質の物価率の差がGDPデフレーターと
いわれるものです。
この例では、100円が90円になったわけですから
マイナス10%となります。
当然、経済活動には、物や財やサービスを営んで
価値を生んでいるので、GDPはそれらを合計した
ものになります。
ただ子供でもわかりやすい解説としては、りんご
の例がいろんな分野で積み重なったものと考えれば
わかりやすいと思います。