ガッテンで紹介されて話題の荏胡麻油は亜麻仁油と比べてどちらがいいの?

「ガッテン」で荏胡麻油が紹介されました。

荏胡麻油は、植物からとれる油であすが、

ゴマという字が入っているので、『えごま』はごまの一種かな?

と思う人が多いです。しかし、えごまは『ごま』の種類と

はまったく違います。

よく勘違いされているのですが、「えごま」はシソ科の一年草で

その”えごまの種子”から搾取されたものが、『えごま油』です。

ガッテンで紹介された荏胡麻油とは

日本では昔は魚の油を取っていましたが

バターやオリーブオイル、サラダ油といった油の

量が増えてきたことによって、魚油を摂ることが

少なくなりました。

しかし魚油とその他の油のバランスが悪くなった

ことで、心筋梗塞などのリスクが高くなっています。

魚を毎日食べるのは大変なので、他の油を摂取することで

重要栄養素補充することが可能となったのです。

荏胡麻油と亜麻仁油を比較すると

亜麻仁油」は亜麻(英名:フラックス)という植物の種子から

搾取された油のことです。

「亜麻仁」というのは“亜麻の種”という意味になります。

亜麻仁油にもえごま油と同じように少しクセがあります。

亜麻仁油もえごま油も無味無臭ですがメーカーによる

抽出の仕方の違いによって変わるということを理解しておき

です。

えごま油と亜麻仁油の脂質構成を比べてみると

えごま油                                     亜麻仁油
αリノレン酸
(オメガ3脂肪酸) 60%                  56%
リノール酸
(オメガ6脂肪酸) 14.30%             15%
オレイン酸
(オメガ9脂肪酸) 14.40%             18%

どちらのオイルも今一番摂らなければならない必須脂肪酸として

注目されているオメガ3の「αリノレン酸」が50%以上も

入っています。

そして、摂取量をできるだけ押さえたいオメガ6リノール酸の

割り合いが15%前後と、バランス問題が指摘されている

脂肪酸バランスを整えてくれる効果が大きく期待される植物油です。

亜麻仁油の特徴はリグナン!

亜麻仁油には、独特のポリフェノール、リグナンが

はいっています。

またリグナンは腸内細菌によって「エンテロラクトン」に

代謝されることが知られています。

このエンテロラクトンは、植物由来の女性ホルモンの

ような働きをする植物エストロゲンの1つです。

植物エストロゲンは,乳がん,冠動脈疾患,腸がんなどの

リスクを低下する効果を有することが報告されています。

大腸がんや乳がん、子宮がん、卵巣がん、前立腺がんなど

「ホルモン」に関わるがんを防いでくれる効果がとても

リグナン期待されている注目のポリフェノールなのです。

飽和脂肪酸とオメガ9脂肪酸は体内で合成できます。

荏胡麻油の特徴は

荏胡麻油に含まれているオメガ6とオメガ3は

体内で合成できない必須脂肪酸です。

この2つは体内で反対の動きをします。

オメガ6はサラダ油や大豆油など、オメガ3は

魚油やアザラシ油、えごま油になります。

オメガ6は血を固め、オメガ3は血をサラサラにします。

両方のバランスが大切で近年研究が進んでいます。

えごま油でオメガ3を摂取することで、摂取割合の

バランスが取れて、心疾患のリスクが少なくなります。

まとめ

荏胡麻油、亜麻仁油ともにオメガ6とオメガ3の両方が

バランスよく、両方とも高含有率と なっています。

どちらの油も多くの人にとって心配な、血管、血液

便秘、そして認知症予防に効果があると言われています。

ただ、亜麻仁油にはリグナンが含まれ、ガン予防に効く

と特に海外で注目されているようです。

どちら油にとっても、現代人が徹底的に不足している

αリノレン酸を多量に取ることがで、いわゆるEPADHA

不足を解消してくれる効果があるようです。

 

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