荒木豊容疑者(元ソフトバンク社員)のFacebook経歴と動機は判明したのか?

情報機密文書の漏洩事件自体はよく聞くニュースですが

今回は大手通信会社の元社員がロシアに譲渡していた

というとんでもないニュースがありました。

2020年1月25日、大手通信関連会社の元社員が機密情報をロシアに

譲渡していたことが報じられ世間の注目を集めているのです。

報道によると、逮捕されたのは荒木 豊容疑者とのことですが

先ずは事件の詳細について述べたいと思います。

今回の事件の詳細は

勤務先の機密情報を不正に取得したとして、警視庁公安部は

25日、通信大手ソフトバンクの元社員、荒木豊容疑者(48)=

千葉県浦安市=を不正競争防止法違反(営業秘密の領得)容疑で

逮捕した。公安部は、荒木容疑者が機密情報をロシア側に渡したとみている。

 逮捕容疑は、2019年2月18日に同社のサーバーにアクセスし、

同社が営業秘密に指定している機密情報2件を不正に取得したとしている。

「小遣いがほしかった。現金をもらったこともある」と容疑を認め、

「ロシア側に資料を渡した」という趣旨の供述もしているという。

 捜査関係者によると、公安部は在日ロシア通商代表部の職員が

機密情報を手に入れるため、諜報(ちょうほう)活動の一環として

荒木容疑者に近づいたとみている。2人は少なくとも数回にわたって

飲食を伴う接触を繰り返していたとみられる。

 警察庁は25日、荒木容疑者を唆して情報を入手した疑いがあるとして、

通商代表部の職員と元職員を警視庁に出頭させるよう外務省を通じて

ロシア側に要請した。元職員は2017年に帰国しているという。

 ソフトバンクは同日、ホームページで「多大なるご心配とご迷惑をおかけ

しましたことを深くおわび申し上げます」と謝罪。荒木容疑者が持ち出したのは、

自らが管理職として関わっていた通信設備工事の工程管理に関するマニュアルで、

個人情報や取引先の情報などは含まれていないとしている。昨年12月、

同社などに家宅捜索が入り、荒木容疑者は懲戒解雇処分となっていた。

                   出典:毎日新聞

この事件、ロシアがからんでいるので見方によっては映画のような

事件のようにも見えますが、容疑者は通信設備工事の工程管理の

情報を与えたようです。謎なのは、どうやってこのロシアの幹部

は、荒木豊容疑者に近づいたのか?ここが気になるところです。

荒木 豊のFacebook経歴と動機は?

また、この人物が勤務していた大手通信関連会社の名前

はソフトバンクと報道されています。

名前を載せるなら社名と当時の役職も明記する。

社名を載せないなら名前も載せないことが大切だと思います。

今回、ソフトバンクと判明したのは、荒木容疑者と

同姓同名の人物が存在していたからのようです。

ソフトバンクの異動名簿を確認したところ、「荒木 豊」

という名前が確認されたようです。といってもすでに

報道で会社名も公表されています。

そして、気になるFacebookなどのSNSは判明できて

いません。これについてはわかり次第追記したいと思います。

まとめ

荒木豊容疑者は「現金をもらったことがある。小遣いがほしかった」

と供述しているようですが、警察の取り調べに対して、

「ロシア側に唆(そそのか)された」と供述しているようです。

つまり、彼は今回の情報漏洩については「自分の本意ではない」

と主張していますが、金銭を授受しているのであれば

外国が絡んでいるのでスパイ行為に加担したことにもなる

可能性があります。

しかも、そのような情報を持っている方は、会社の上層部に

属していた可能性もあり、会社の管理体制についても

問題となる可能性があります。

 

 

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