混合診療のメリットと問題点。
TPPの協議のなかでよく混合診療のことをよく耳にします。
混合診療とは、保険の効く治療と保険の効かない治療が混合することです。
日本で国民皆保険制度のもと、混合治療は許可されていません。
言いかえると保険の効く治療をもとに患者は診療をうけることができるのが基本です。
そのメリットとしては次のことがあげられます。
– 患者が診療うける際に選択肢が広がること。
– 今までは保険適用と保険適用外が含まれる場合は、全て保険適用外になっていた。
– 規制緩和で高い医療技術向上が望める。
– 保険給付費を減らすことにより税金支出を抑えられる。
– 質の悪い医者が淘汰される。
主に以上のことがあげられます。
一方で問題点は
– 所得の低い人にとっては逆に診療の幅が狭まる可能性が高い。
– 私的保険の保険料が大幅に上がる可能性がある。
ぬくぬくしてる高級医者を淘汰する意味ではいい規制緩和であるが、格差により医療が受けれない人が続出する可能性もあるという大きな問題点をはらんだ問題であります。