阿蘇山大噴火の歴史~もし起きたらどうなるの?
日本における最大級の大爆発を起こす
危険性があるのが、阿蘇山です。
その阿蘇山が、最近不気味な火山活動を
しているようです。そこで阿蘇山大噴火の
歴史とその影響について調べてみました。
阿蘇山の大噴火は、約9万年前にさかのぼる
ようです。
海を超えて、島原半島や、山口県まで到達した
火砕流が、約9万年前の阿蘇山大噴火と推定
されています。
人間の歴史で最大級の大噴火といえば、インドネシア
のタンボラ火山で1815年に起きました。
この爆発音は、約1800Km離れた場所でも聞こえた
と言われています。
そして、死者は、その後の餓死や病気を含めて
約9万人にものぼったと言われています。
もし、阿蘇山で大噴火が起きたなら、という仮定は
ぞっとする話です。
9万年前の火砕流の規模を考えると、九州全域に
及ぶことが考えられます。
今火山活動が活発とはいえ、前回9万年も前に
起きた大噴火を次にいつ起きるかを予測すること
は、現在の火山学では、不可能と言われています。
万年単位の話を我々が生きている時代に当てはめる
のも無理がありそうです。
仮に万が一おきたとするならば、それは、すでに
日本列島のみならず、隣の朝鮮半島にも及ぼす影響
も計り知れないものがあるらしく、ことれは人類の
規模の話となります。