日高剛が阪神から戦力外通告を受けたわけ
日高剛選手といえば、一番に思い出すのが、あの最速ピッチャー、クルーンから161キロの球を見事にホームランしたことです。
昨年から阪神タイガースに移籍し、キャッチャーとして控え選手として頑張っていましたが、今回戦力外通告を受けてしまいました。
そんな日高剛選手の戦力外通告の背景について語ります。
日高剛選手が主に活躍したのがオリックス時代です。
速球に強いバッターとして活躍していました。
ただポジション的に出場機会に恵まれず、2013年に阪神タイガースに移籍します。
当時の阪神タイガースは、キャッチャーが手薄で、楽天から移籍してきた藤井がレギュラーをはる手薄さでした。
阪神は、あの城島が引退してからこのポジションの補強がうまくいっていませんでした。
逆にいえば、城島の補強が大型すぎて、故障がちな城島選手のバックアップを考えていなかったようです。
藤井捕手も楽天時代も嶋選手の控えの存在で地味でした。
その藤井捕手が阪神タイガースでは、レギュラーとなり、日高剛選手は捕手の補強と打力でどうしても必要な選手でしたが、今年ドラフトの梅本選手がブレイクしたことによりいよいよ出番がなくなりました。
これが、日高剛選手の戦力外通告の背景です。
日高剛選手も松坂世代のひとりです。
この世代の選手も若手台頭により戦力外通告を受けるのは、さみしい限りです。