吾妻山の噴火、場所と歴史について
吾妻山は山形県と福島県の県境に沿って
東西に伸びている火山群です。
最高峰は2035メートルで日本百名山にも
あげられています。
今回、噴火の警戒レベルが上がったということで
吾妻山について調べてみました。
吾妻山の火山活動は150万年前から100万年前に
始まったと考えられますが、詳細については
不明なままです。
東吾妻火山群は28万年前から10万年前頃に山体崩壊を
起こし、カルデラを形成したといわれています。
歴史時代にはいってからの噴火は、一切経山に限られて
います。
1977年にも小規模な噴火を起こしており、気象庁で
噴火警戒レベルを採用している対象の一つの火山と
なっています。
2008年にも一切経山より、福島県で噴気が確認されて
おり、異臭騒ぎを起こしています。
現在においては、火山性微動がないために、本格的な
噴火なる可能性少ないとされていますが、小規模噴火
に関しては、十分な注意が必要のようです。