今週発表される米国経済指標の動向は?

7月13日発表される7月の小売売上高は、予想としては前月横ばいの前月比0.2%増が予想されています。

4-6月期のGDPが予想以上の強い数字を示したことで、その後の経済の強さが堅持しているかどうか見極めるうえで、重要な指標の一つです。

7月の小売売上高の伸びがあまり冴えない予想の理由の一つして挙がられるのは、衣料品、雑貨などのの売り上げが季節の変わり目の6月にピークをむかえるため、その反動で7月は落ち込むとの予想があるためです。

ただ、重要なのは、ガソリン、自動車、建築などの景気指標をうらなう重要な消費がここ最近の雇用の堅調さを裏付けるかたちの数字を示すのであれば、米国経済は引き続き堅調であるとの見方が強まると思われます。

その意味では、15日に発表されう消費者信頼感指数、7月の鉱工業生産指数も重要な指標となると思われます。

消費者信頼感指数は、小幅上昇、鉱工業生産指数は先月から横ばいが予想されています。

雇用関連の動向を示す指標としては、12日に発表される、6月雇用動態調査、7月の中小企業景況指数は、雇用と賃金についての手がかりを示す指標となると思われます。

中小企業景況指数は予想として95.8と6月の95.0から小幅に上昇することが見込まれています。

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