ノーベル賞に対する韓国の専門的見地からの反応は?

昨日のノーベル平和賞の発表で、ほぼ今年のノーベル賞

受賞者が決定しました。

やはり喜ばしいことは、物理、化学の分野で日本人ノーベル賞

受賞者が今年も誕生したことです。

これで、物理、化学の分野で歴代19人の受賞者が誕生した

ことになります。

一方で、韓国の受賞者は平和賞の一人のみで、

ノーベル賞受賞に対して韓国の反応はどうなのか、感情的な

側面ではなく、専門的な側面での分析、反応を紹介します。

今年、トムソン・ロイターによるノーベル賞候補者に韓国から

2人の科学者が候補に挙がっていました。

韓国系の科学者がここに名をつらねるは、はじめてで、

一方で日本の科学者はノーベル賞が授与された1901年から

公式候補名簿に名を連ねています。

1901年から1963年ノーベル委員会が公開した候補名簿に

よると日本は163人がこの期間に公式候補に選ばれて

います。

一方で韓国人の候補は一人もいませんでした。

韓国科学技術企画室長のチャ氏は、こう述べています。

日本は明治維新のころから基礎科学分野にたいして国をあげて

支援してきた。韓国とは根の深さが違う。と述べています。

韓国は1977年になって韓国研究財団が設立され、本格的

に投資されはじめたのは1980年以降で、日本に100年以上の

基礎科学の歴史があるのに対して、韓国では30年くらいの

差があるとチェ室長は述べています。

またチェ室長は、ノーベル外交の重要性を強調しています。

ノーベル生理学、医学賞を授与する、スウェーデンのカロリンス

究所に日本学術連絡所を設置し、日本の研究者の講演などを

おこなっていることに対して、韓国では数年前にスウェーデンに

 

科学担当公使を派遣したこともあったが、現在は不在だそうです。

要するに、専門筋の意見では、日本と比べた場合、韓国では基礎科学研究

の歴史にがをあることを強調しているようです。

 

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