シェール油の秋田県での採掘された埋蔵量は日本の救世主になる?

秋田県で、日本初のシェール油の採掘を

開始します。

日本では、円安が加速しているなか、現在の

原油価格下落の恩恵はあまり受けていません。

この秋田県で開発するシェール油の埋蔵量が日本の

エネルギー問題の救世主となるか、調べて

みました。

5月に秋田県において、日本初の水平掘削と

フラクチャリングの技術によるシェール油の

生産の実証試験が行われました。

この技術は、アメリカで2000年代に入って

シェール油採掘を可能した最先端の技術で

それが日本でも採用されるということです。

秋田県一帯には、女川タイト層といわれる

シェール油の地層の一帯があります。

そこに、日本の会社ではじめて最先端の

シェール油発掘の技術を使って採掘をする

試験的実施を行っています。

ただ問題となるのが、この一帯で採掘できる

シェール油の埋蔵量がどれくらいあるのかという

ことです。

その埋蔵量は、日本の原油消費の約1ヶ月に相当

する量だそうです。

パーセンテージにして、約8パーセントの相当

する埋蔵量であるといわれています。

この量は、世界で推定されているシェール油の

埋蔵量からすると微々たる量です。

日本列島が地学的に歴史の浅い地層であること

がどうも致命的なようです。

日本はアメリカ同様の採掘の技術を手にした

ことは画期的ですが、それ活かす埋蔵量が限定

されている実態が今のところまだあるようです。

ただここのところの世界的原油安によって、

シェール油開発の熱も少し冷めてきている

ようです。

 

 

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