アメリカのGDPが予想よりも強い。
昨日発表されたアメリカのGDPが予想を大きく上回る4.0%の上昇となりました。
予想が3.0%の上昇だっただけにかなり強い印象が残ります。
実体は在庫が1.5%近く貢献しているものの、個人消費の上昇とそれを表すインフレ指数が1.5%上昇しているのは、米国経済がかなり好調だといっていいと思います。
GDPの名目と実質の差を表すデフレーターも2.0%とインフレ指数も上昇してきています。
昨日のFOMCで債券買取額を減らして250億ドルにしましたが、その次の利上げのタイミングも早まる可能性もでてきました。
イエレンFRB議長は利上げに慎重で有名ですが、ひとつの目処としていた2%インフレが定着すると、利上げの地ならしをしないといけない局面に近づいているのかもしれません。
どこかの国のように、中央銀行がいつまでも国債を買いまくっている国とは対照的ですね。