シーア派とスンニ派の違いとは?イマームの存在とは?

このふたつの宗教派の対立は、だれがイスラム共同体

を率いているのかの主張の違いです。

イスラム教は、610年にムハンマドによってはじめられた宗教ですが

ムハンマドが没した後に指導者をめぐる争いが発生しています。

4代目のカリフまでは争いはありながらも分裂はなかったのですが

4代目アリーを境に、カリフは、ムハンマドの子孫であるべきと主張する

シーア派と、話し合いによって皆んなから選ぶべきと主張する

スンニ派に分裂します。

 

シーア派の主張するアリーの子孫イマーム

 silya

シーア派はアリーの子孫こそが、指導者であるイマームであると

主張しますが、アリー子孫は12台目で途絶えてしまいます。

もともとシーア派とは、アリーの党派という意味らしいです。

 

 スンニ派はムアーウィアをカリフに

一方でスンニ派は、ムアーウィアをカリフに選出します。

そして現シリアにウマイヤ朝を建設します。

スンニ派とっも信仰のよりどころは、コーランとバディースです。

これがイスラム法の根拠にもなっているのです。

スンニ派にとって、このコーランとバディースに準拠していれば

リーダーには固執していません。

 

一方でシーア派が重要視するのは、絶対に間違い犯さないリーダー

の存在です。それがイマームです。

 

スンニ派のサウジアラビアとシーア派のイランの対立

現在起きている、サウジアラビアとイランの違いは、お互いに

受け入れられない、この宗派の対立による、イスラム法の考え方

の違いにも及ぶ根深い対立があるのです。

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