GDP改定値が下方修正でGDPデフレーターの求め方は?

GDPとは、日本語で国内総生産と言われますが、

これでも少し分かり難い言葉ですよね。

昨年の10月ー12月のGDPが下方修正されました。

速報値の2.2%に対して、1.5%への下方修正です。

そこで、よくGDPとは、物やサービス、財の

生み出された付加価値の合計とも言われますが

よく聞くGDPデフレーターとはなにか、求め方について

身近に例えて解説します。 

GDPとGDPデフレーターとはなに?

 

例えば、私のうちがりんごを作っているとします。

その年はりんご1個100円で100個栽培したとします。

そうすると、この年のGDPは、1万円となります。

翌年はりんごを110個生産したとすると、名目GDP

は110円x100個となり11000円となります。

名目GDPは10%アップしたことになります。

ところが、物価が下がって、りんごの価格が

1個90円になってしまったらどうなるでしょうか?

90円x110個で9900円となってしまいます。

同じ110個を生産したのにGDPは下がってしまいました。

これが実質GDPです。

実質GDPは前年比マイナス1%となってしまいます。

この名目と実質の物価率の差がGDPデフレーターと

いわれるものです。

この例では、100円が90円になったわけですから

マイナス10%となります。

当然、経済活動には、物や財やサービスを営んで

価値を生んでいるので、GDPはそれらを合計した

ものになります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

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