カーター次期米国防長官とはどんな人物?その経歴とは
ヘーゲル国防長官の辞任をうけての後継の
人選に難航しいましたが、カーター氏が指名
される見通しとなりました。
そのカーター氏の経歴について調べてみました。
アシュトン・カーター氏は、オバマ政権で、
国防副長官を歴任していました。
昨年の12月に辞めたばかりで、オバマ政権
安全保障政策に精通しているといわれています。
ただ、オバマ大統領は、後任に女性のフロノイ
元国防次官を念頭においていたらしく、
第一候補とは、交渉が不調終わった結果のようです。
そもそも前任のヘーゲル氏が辞めた理由はオバマ政権
の側近との確執が原因だったため、成り手が少なかった
ことも事実です。
また、ヘーゲル氏は、大物上院議員だったため、
学者あがりのカーター氏と比べると、軽量感が否めません。
イラク、シリアで難航極めている、イスラム国の問題
など、課題は山積みのなか、軍人、文民合わせて
2百万人をこえる長として、束ねる強力な指導力が
あるのかどうか、これからまだ未知数のようです。
カーター氏は学者出身なので、知識があり、また国防次官
としてオバマ政権に携わっていたことから現在の
問題に対する経験もあります。
それよりも、もっと大事な長としてのリーダーシップと
統率力があるかどうかが、アメリカの国防を預かる長
として大事なポイントであり、その点については、
前任のヘーゲル氏と比べて軽量感は否めないようです。
オバマ政権の難航はこれからも続きそうです。