小保方氏のSTAP細胞失敗の背景と今後について。
STAP細胞はありません、で決着した今回の騒動。
小保方氏は、理研を退職するとのことです。
STAP細胞の作製に200回以上成功していた小保方氏
ですが、48回にわたって試みたものの、全て失敗に
終わりました。
これで今後はどうなるのか調べてみました。
この結果を受けて、小保方氏は退職届を提出し、理研
から去ることになりました。
今回の再現実験は、いろんな監視と制約の下で行われ、
万能性遺伝子の働きを示す、光る細胞は見当たらず、
万能性遺伝子の働きとは認められませんでした。
そこで問われるのが、今回の問題を小保方氏個人の
問題で収拾をはかろうとしていることです。
小保方氏の師匠であった、笹井氏や、その上の幹部
も関わっていたはずで、そこには、理研という組織
が、国から実績を期待された組織であり、また先に
山井氏がips細胞でノーベル賞を受賞したことによる
組織としての焦りもあったのではないかと思われます。
研究結果を表に出す時に現場だけの判断で出すことは
考え辛く、そこには幹部の許可が必要だったはずです。
今回のSTAP細胞の問題は、小保方氏が全面にヒロイン
として表に出たばかりに、小保方氏個人問題として
扱われていることが残念に思います。
今後も退職願いを出した小保方氏に対して、さらなる
会社としての懲罰を加えて、この問題の幕引きを
図るのは、この問題の真意ではないような気がします。