ソニー(SPE)への北朝鮮のハッカー攻撃でハリウッド映画が危機?

アメリカでは、この北朝鮮によるソニー・ピクチャー

エンタータイメント(SPE)へのハッカー攻撃で

大騒ぎになっています。

オバマ大統領が、北朝鮮をテロ指定国家の再指定と

倍返しの報復措置を検討している、という異例中の

異例ともいえる声明を発表しています。

この問題の背景はなんなのか?3つの視点から

調べてみました。

一つ目の問題点としては、こうも簡単に北朝鮮から

ハッキングを受けた事実であります。

SPEは、ソニーという名前はついているものの、

長らく米国の映画配給企業となっています。

なぜ日本で、あまりこの事件が話題にならないのか、

といえば、米国の企業として捉えている側面もある

とおもわれます。

ただ、名だたる企業のITのセキュリティーがこうも

簡単にハッキングされてしまった事実が大きな問題と

いえます。このハッキング技術は、過去に韓国に対して

用いられた手法と酷似していることから、今まで対策を

講じていなかったずさんさも問われています。

二つ目は、このハッキング行為の脅迫によって、ソニー

が映画放映をあっさり中止してしまったことです。

放映する映画館の事情が大きかったみたいですが、

言論や表現の自由を重んじるアメリカにとって、あっさり

屈服してしまった事実が大きいことです。

この問題は、ハリウッドに対する攻撃だと言っている

論調もあるほどです。

サイバーテロにより、表現の自由が奪われたと、アメリカ

の威信にも影響が出てきます。

オバマ大統領が、異例の声明を発表したのも、そのことの

重大さがわかってのことです。

3つ目は、インターネットへの信頼の問題です。

北朝鮮のラインは、ほとんどが中国経由のものらしい

ですが中国ともハッカー問題は存在しており、これだけ

巨大なインターネットの安全性をどう守っていくかという

課題も浮き彫りになったようです。

 

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